明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『 歴史群像 2011年 12月号 [雑誌]』

歴史群像 2011年 12月号 [雑誌]

歴史群像 2011年 12月号 [雑誌]

『出撃!魔女飛行隊』でも登場したリディア・リトヴァクを主役に据えた漫画が連載開始。悲劇的な最期を遂げる彼女をどう描くのか楽しみ。
あと、映画『山本五十六』公開に合わせて、監督のインタビューもあり。

個人的にはカーン攻防戦の記事の中の写真で英軍の捕虜になったドイツ軍の若い兵士の表情に凄いインパクトを受けた。 カーン攻防戦はノルマンディー作戦が成功に終わって余裕の英軍が、交通の要衝にあったカーンの攻略に挑んだ戦いで、当初すぐに攻略できると考えられていたこの作戦が、ドイツ軍の必死の抵抗により1ヵ月以上の時間を費やすことになる死闘になったことで有名な戦い。ドイツ軍側には若い兵士が多かったと聞いていたけど、この捕虜の兵士も凄惨な表情をしているがどこか幼い。当時のドイツ軍はこんな子供まで引っ張り出して戦ったんだなぁ・・・
記事によると、通常はタバコが軍の規定の嗜好品として配られるんだけど、彼らには麦芽糖のキャンディやチョコレートを代替品として配給されていたらしい。そんな連中が中心となってあの熾烈な戦闘をしていたのかと思うと背筋が寒くなる。