明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『歴史入門』 フェルナン ブローデル著

歴史入門

歴史入門

決定的なものは全体としての動きであり、あらゆる資本主義は、何よりも、その下の経済に見合ったものでしかない、それが私の一貫した主張である p96-98

 大著過ぎて、見るたびに怯んでしまう『物質文明・経済・資本主義』の著者が書く入門書。ブローデルがどんなことを言っているのかが大体分かる優れた入門書だった。