明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『雪の中の軍曹 』マリオ リゴーニ・ステル著

雪の中の軍曹

雪の中の軍曹

珍しいイタリア兵の戦記。
同じ枢軸軍としてソ連に攻め込んだイタリア軍ですが、ドイツ視点では頼りにならない同盟軍扱いされてることが多いので、イタリア兵から見た東部戦線を知りたいと思い読んでみました。
ヘタリア呼ばわりされることの多いイタリア兵ですが、この本でちゃんと戦っています。まぁ後半は撤退戦がメインですけど・・・。
イタリア兵から見たドイツ兵の印象や極限状況での敵味方の垣根を越えた意外な出来事などあり、面白かったです。