2014-03-10 古典を読む2 吉本隆明『転向論』 江藤淳『成熟と喪失』 キルケゴール『死に至る病』 以上読了。 『転向論』は呉智英氏の『吉本隆明という「共同幻想」』を読むための準備として読んだ。書かれた時代が昔過ぎるのでイマイチ共感まではしなかったけど、まぁなんとか言ってることは理解できた。 『成熟と喪失』はマザコンと文学を論じた批評にしか思えんかった。なぜかTV版エヴァを思い出した。 『死に至る病』もそういえばエヴァの16話で使われていたな。死に至る病=絶望であり、そこから考える人間の本質とは?ってことを論じてるようにみえた。まぁ、キリスト教徒じゃないと、共感したと思っても上っ面だけの共感になりそうな内容だった。読んでいると「絶望」がゲシュタルト崩壊を起こして「糸色望」に見えてしまった(笑)。