明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『土木積算学入門』 石井一郎著

土木積算学入門

土木積算学入門

 セキサンダイバーになるために読んでみた。随分昔に発行されたものであるのと、土木の積算だけに特化した内容ではなかったので、あまり参考にはならなかったというのが正直なところ。
 
 最近、土木の積算の為の資料を読んでいると色々と面白いものを発見したので2つほど挙げてみる。

  • 吸水土のう・・・土のうといえば土を中に詰め込むというのが常識だったけど、土砂がそもそもそんなにない都市部用の土のう。土砂の変わりに吸水ゲルが入っていて、吸水すると膨らみ土のうとして機能するというもの。

 知らなかった・・・。確かに都市部では土砂もそんなにないだろうし、水害の時にどうするのだろうって思ってたけど、便利なものが出来たもんだ。

  • 静的破砕剤・・・コンクリート構造物を破壊するという薬剤。コンクリ構造物を取り壊すのは色々と重機やらなんやら手配が必要でメンドクサイものだったけど、薬品を注入るだけでコンクリを破壊できるものがある。従来は時間がかかっていたけど、今では数十分で破壊できる強力な薬品が登場してきたという。すごい。