明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『サージャント・グルカ (C・NOVELS)』 谷 甲州著

サージャント・グルカ (C★NOVELS)

サージャント・グルカ (C★NOVELS)

ビルマフォークランドに参戦した二人のグルカ兵を巡る物語 。
陸戦の描写がとにかく素晴らしい 。
なんというか陸戦描写にちゃんと土の香りを感じる 。
実際に野外で仕事をした経験を持たないと描写できないと思うぐらい、よく描写されています。

あと戦場での下士官同士、下士官と士官のやり取りやお互いの考え方の違いが非常に高いリアリティをもって描写されてます 。
この作者には定評のある『戦塵の覇者』というシリーズがあって、長いので読むのを躊躇していたんだけど、ちょっと集めて読んでみようと思った 。