『論理学』 野矢 茂樹著

　学生の時に一度挑戦して挫折した本に再挑戦してみた。
練習問題が沢山あるわりに、巻末の解答があまり親切ではないので、全くの予備知識がないとちょっと手強いかも知れない。現に学生の時はそれで躓いた。
　この論理学の本としては珍しく対話形式で、著者と有名な禅僧の二人の軽妙な掛け合いで進んでいくという、初学者によく配慮されているコンパクトな良書だけど、読み通すのは結構骨が折れた。証明問題とか半分ぐらい素っ飛ばしたし・・・。昔から証明問題は苦手だ（苦笑）