明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『B‐1爆撃機を追え (講談社ノベルス)』 大石 英司著

再読本。
中学生の時に読んだ本で、おそらく私が軍事にはまるきっかけを作った作品。
今読んでも凄いなぁっと思える本です。

多分、基本的にはキューブリックの『博士の異常な愛情』が元ネタかな?
アメリカやソ連の軍事機構の構造やら兵器の事とか、非常に勉強されてから執筆されたんだろうなと思える情報量です。

若い人で東西冷戦の時代を知らない人が読んだら、あまりピンと来ないことがあるかもしれませんけど、冷戦という時代はこういったことがいつ起こっても不思議じゃないといった空気だったという事を知るのにはいいのではないでしょうか。