明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『 超常識の方法―頭のゴミが取れる数学発想の使い方』小室 直樹 著

 

 某所で宮崎哲弥さんが、小室直樹氏の数多い著作の中からこの一冊を選ぶとしたら本書を選ぶと言っていたので読んでみた。
 内容は日本人と欧米、中国の原理原則の捉え方を数学的な考え方、特に初歩の集合論を用いて分析し、日本人の原理原則の無さを批判している。
 まぁまぁ面白かったけど、なんかこじつけっぽさが感じられて苦笑物だった。

 この本は『数学を使わない数学の講義』として再販されているのだけど、こちらの方はあってもなくてもいいようなイラストが増えている。手に入れやすいのが利点かな?