『進化と人間行動』
- 作者: 長谷川寿一,長谷川真理子
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2000/04
- メディア: 単行本
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人間も動物なのだから、動物と同じような次元で人間の行動を読み解いていこうとする本。読んでいると、本能って今の生物学ではあまり使われないのかな?って感じた。本能っていうものを定義すること自体が難しいっていうのもあるし、本能と思われていたものが実はそうではなかったりして、なかなか決められない状況みたいだ。
フェミニズム系の論者が今でもたまに「母性って本能があるって頭の古いオトコは思ってるみたいだけど、母性は本能じゃないんだよw」って言うことがあるけど、そもそも人間の本能の存在自体が怪しくなってるんだなぁって思った。