明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)』 ウォルフガング・ロッツ著

スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)

スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)

イスラエルの情報機関モサドで働いた著者によるスパイ生活の手引きともいえる内容だった。
モサドがどのようにして著者をリクルートしたのかとか、スパイとしての訓練など体験したものでないと分からないようなことが書いてあって、非常に面白かった。
スパイが使う公金の扱い方や自分がスパイに向いているかのチェック表まで書いてあって、薄い本の割りに盛り沢山な内容で良かった。長らく積読状態だったが、もっと早く読んでおけば良かった。