『対馬奪還戦争』 大石 英司著
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いったい誰が行ったのか?
日韓の間で疑心暗鬼が高まる中、国内の不満をそらすために韓国大統領は対馬侵攻を企てた。
電撃的な行動で対馬を占領していく韓国軍だったが、自衛隊が行うゲリラ戦や反撃に徐々に出血が大きくなっていく・・・。
韓国側は大規模に兵力を移動させると北朝鮮に付け入る隙を与えるし、日本側としても北朝鮮を押さえ込んでいる韓国軍には兵力を減らしてもらいたくない。
そういったお互いに全力を出せない状況での制限戦争なので、限定的な兵力同士でぶつかり合っているので実に面白いです。
まともにやっては日本の圧勝ですからね。
例によってサイレントな方々も地味に活躍。
私の好みとしてはこのくらいの活躍がちょうどいいです。
この手の小説ではあまりスーパーマンが出たら興ざめなので・・・。
2巻のラストぐらいで、ようやく自衛隊側の反撃準備が整ったところで次の巻へ。
うまい引きでした。
あと、昔2ちゃんねるで見つけた、このスレッドを思い出しながら読んでました。
【日韓戦争演習スレッド】Part2