明け方ごろの読書日記

ほぼ読んだ本の備忘録にしています。たまに映画や身辺雑記的ことも書いています。2014年2月から3月までの記事は、2009年頃から2014年3月までに読んだ本を時系列無視で一気にアップしたものです。

『対馬奪還戦争3 (C・NOVELS) 』大石 英司著

対馬奪還戦争3 (C・NOVELS)

対馬奪還戦争3 (C・NOVELS)

冒頭、老朽化した戦闘機に引退した空軍将官を乗せてまでかき集めて行われた韓国側の輸送作戦は、貴重な輸送機を多数失いつつも、戦力の増強という目的を達します。
しかし、陸自側のゲリラ戦や圧倒的な戦力の海自の前になかなか思うように結果をだせない韓国側。

一方韓国にダメージを蓄積させつつも、決め手を欠く日本側。
軍事力では圧倒しながらも政治的な配慮でなかなか思い切った手を打てないので、韓国側を圧倒することが出来ないままずるずると進んでしまいます。

あと二巻でこのシリーズは終わってしまうので、ちょうど折り返しなんですけど、あまり進んでないなっていう印象を持ちました。一進一退って感じで。
冒頭の韓国側の必死な輸送作戦が劇的なだけに、そう感じたのかな?

あと司馬さんが現場仕事に限界を感じつつあるという描写があったのに少しショック(笑)
まぁ、昔から出ずっぱりでしたしね。